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2026.09.02

知らないと損するお金や税金ニュースVol.137【インボイス経過措置】

知らないと損する!?お金や税金ニュース

今回のテーマは、
<インボイス経過措置> 2026年10月からは「80%控除」→「70%控除」に変更へ
です。

2023年に開始されたインボイス制度の「経過措置」により、現在は免税事業者等からの仕入れに対し80%の仕入税額控除が認められています。

この措置は2026年9月末に終了しますが、 令和8年度税制改正により内容が見直されました。 その結果、当初予定された「50%控除」への大幅な引き下げを避け、 新たに「70%控除」が設けられることとなりました。

4段階の縮減スケジュール

改正の大きな特徴は、 激変緩和を目的に控除割合の縮小がなだらかになった点です。

具体的には、2026年10月からの2年間は 「70%控除」が適用され、その後は50%(2028年10月〜)、 30%(2030年10月〜)と段階的に減少し、 2031年9月末に終了します。

なお、今回の改正については 事業年度の途中であっても適用されるため、 10月1日前後の取引については慎重な対応が求められます。

改正に向けた実務対応のポイント

仕入税額控除の割合が10%下がることで、 免税事業者等との取引を行う企業は直接的な負担増に直面します。 例えば税込110万円の仕入れでは控除額が1万円減少するため、 まずは自社の影響額を把握することが重要です。 必要に応じ、取引先へのインボイス登録打診や 価格交渉などの方針を整理しましょう。

また、経理面においても会計ソフトの設定変更が必要不可欠です。 2026年10月以降の取引で「70%控除」を正しく選択できるよう、 システム更新と社内周知を進める必要があります。

まとめ

2026年10月1日以降、免税事業者等からの仕入れに関しては、現行の「80%控除」から「70%控除」に引き下げられます。

仕入税額控除の減少幅が緩和されたものの、最終的に控除が廃止される方向性は変わらないため、経過措置の期間中に取引体制の見直しを進めることが重要です。

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