2026.03.27
中小企業支援制度の賢い活用法のご案内
今回のテーマは、
「補助金だけじゃない!中小企業支援制度の賢い活用法 ― GビズIDのログイン方法が変更されました ―」
です。
▼動画案内はこちら
はじめに
補助金申請などで使うGビズIDは、複数の行政サービスに共通で使える事業者向けIDです。2025年12月17日から行政サービスへのログイン方法が変更されました。今後の手続に備え、ポイントを整理します。
GビズIDのログイン方法が変更されました
2025年12月17日以降、GビズIDで行政サービス(e-Gov、Jグランツ等)にログインする際の認証方法が変更されています。
これまでのSMSで受け取るワンタイムパスワード方式は利用できなくなり、今後は以下のいずれかによるログインが基本となります。
- GビズIDアプリ認証:アプリで承認
- メール認証:ワンタイムパスワード入力
※アプリ認証をご利用中の方
特に対応は不要です。これまで通りログイン可能です(追加でメールOTPを設定することも可能です)。
※SMS認証をご利用中の方
SMSでは行政サービスにログインできなくなったため、アプリ認証またはメールワンタイムパスワード認証のいずれかを設定する必要があります。
そもそもGビズIDとは?
GビズIDは、法人・個人事業主向けの共通認証システムで、1つのアカウントで複数の行政サービスを利用することができます。補助金申請や各種計画の認定申請、社会保険手続き、営業許可申請などをオンラインで行うことが可能となり、対応サービスは年々拡大しています。電子申請は難しく感じることもありますが、補助金申請には不可欠な仕組みです。この機会に理解を深め、活用していきましょう。
電子申請のメリット
■ いつでも・どこでも手続きが可能
インターネット経由なので、原則24時間365日、自宅や職場から申請できます
(※メンテナンス等で停止する場合があります)。
■ 時間やコストの削減
役所への移動時間や交通費が不要となり、郵送にかかる費用も削減できます。
■ 情報入力の手間を軽減
企業概要や財務情報など、過去の申請内容を自動転記で再利用でき、入力負担を減らせます。
■ 押印(ハンコ)が不要
ログイン時の認証機能により申請者確認を行うため、書類への押印が不要になります。
GビズIDでできること
これまで、法人・個人事業者の確認手段として電子証明書(有料)の取得が必要でしたが、GビズIDを取得(無料)することで、電子証明書なしでも電子申請が可能になります。現在、GビズIDで利用できる行政サービスは拡大しており、今後もさらに広がる見込みです。
【利用可能な行政サービス】
- jGrants(経済産業省・補助金申請システム)
- デジタル化・AI導入補助金(経済産業省・中小企業庁・中小機構)
- 事業継続力強化計画電子申請システム(中小企業庁)
- 社会保険手続きの電子申請(日本年金機構)
- 保安ネット(経済産業省)
- DX推進ポータル(経済産業省/IPA)
- 経営力向上計画申請プラットフォーム(経済産業省 ほか)
- 農林水産省共通申請サービス(農林水産省)
- 食品衛生申請等システム(厚生労働省)
- e-Gov(総務省)
まだ取得していない場合は早めの準備を
GビズIDは「必要になってから」では間に合わないケースがあります。
特にプライムアカウントは発行に時間がかかるため、補助金申請や行政手続きの予定がある場合は、早めの取得がおすすめです。また、日常的に手続きを行う企業ほど、あらかじめ社内で「どの認証方式を採用するか」を決めておくことで、運用がスムーズになります。
▼詳細はこちら(公式サイトで手順を確認できます)
最後に
GビズIDは補助金申請に限らず、複数の行政手続きに共通して利用できる重要なIDです。
取得および認証設定を整え、手続きを止めない体制を早めに準備しておきましょう。

